
全豪女子オープンもいよいよ決勝の舞台へ。
今年は正真正銘、ランキング1位2位同士の頂上決戦が繰り広げられます。
ハレプ(1位)・ウォズニアッキ(2位)共に厳しい試合を勝ち抜き、やっとの思いで決勝にまでたどり着きました。
二人ともまだGS制覇経験はなく、どちらかが悲願達成となることも既に決定しています。
果たして名実ともに頂上決戦となった全豪女子決勝を制するのは、どちらの選手になるのか?
日本人でも見逃せない注目のゲームの行方を、ブックメーカーのオッズを交えながら予想していきます。
ハレプは激戦続き gsでは優勝経験がないが、今年こそ悲願達成を!!

出典 http://bookmaker-info.com
今季は世界ランク1位として全豪に臨んでいるハレプ。
GSでは過去何度となく苦汁を飲まされており、昨年全仏では決勝でノーシードの選手に敗れています。
実力は確かですが未だGS制覇の経験はなく、本人も今大会に賭ける意気込みは相当なものでしょう。
ただ心配されるのはやはり体力面。
ベスト16では女子過去最長となる3時間越えのゲームを灼熱の中戦い、準決勝でもケルバー相手にフルセットにもつれる大接戦を演じました。
ケルバーとは対戦成績がイーブンだっただけに随分な苦戦を強いられ、最終セットスコアは9-7。ベスト16に続き、2時間を超えるフルセットは彼女の身体に少なくないダメージを与えているはずです。
決勝までの期間は1日空きましたが、それでどれだけ体力を回復できたかどうか?
前哨戦では2冠を達成するなど好調なことは間違いないので、本当にガス欠だけが心配ですね。
ウォズニアッキは上々の勝ち上がり 勝利なら世界ランク1位に返り咲き

出典 http://fukafuka226.blog25.fc2.com
ハレプほどではありませんが、苦戦の中勝ち上がってきたのはウォズニアッキ。
2回戦では格下相手に最終セットギリギリまで追い詰められ、他にも準々決勝ではナバロ(スペイン)と2時間を超える大接戦を演じました。
準決勝では勝利まであと一歩の所でブレークを許すなど、薄氷の勝利だったことも見逃せません。(結果的には2-0のストレート勝ちではあったが)
ハレプと比べて体力面での心配はなさそうですが、付け入る隙はありそうですね。
また彼女もハレプと同様、GSでの最高成績は準優勝に止まっています。これには少し意外ですが、やはり彼女も今大会に賭ける思いは強いでしょう。
決勝ではスタイル上打ち合い(ストロークのラリー戦)になりそうな予感がしますし、体力面で有利なウォズニアッキが有利に働くかもしれません。
ですが、強敵ケルバーを破ったことや、マラソンマッチを経験してきたハレプが勢いでは勝るはず。
ウォズニアッキはクレバーさを見せて戦わなければいけませんが、初優勝がかかった重圧やプレッシャーがミスを誘えば、厳しい試合展開になってしまうでしょう。
これは当然ハレプにも言えることで、決勝は技術よりもメンタル的な側面が大きく影響を及ぼすのではないでしょうか?(特にどちらが早く流れ・雰囲気を掴めるかが重要)
ブックメーカーのオッズで優勝予想を確認
それでは注目の決勝戦の行方を、ブックメーカーのオッズを交えながら確認していきましょう。ブックメーカーウィリアムヒル ハレプ勝利 1.70 ウォズニアッキ勝利 2.20

ブックメーカー1xbet ハレプ勝利 1.72 ウォズニアッキ勝利 2.355

ややハレプ有利との見方が強いようですが、やはり前哨戦を制したことなどが高オッズとなった要因のはず。
事実ハレプは当初の優勝オッズでも一番手に予想されており、開幕前から高い評価を受けていました。
全豪に入ってからはタフなゲームが続いていますが、逆に彼女に自信を深めさせているかもしれません。
ただ最近の戦績を見てみるとウォズニアッキが現在3連勝中で、通算で見ても4勝2敗とリード。2015年ドバイ以降ハレプはウォズニアッキから白星がありません。
特に直近ツアーファイナルでは、6-0・6-2でウォズニアッキが完勝を収めています。
このようにデータ上ではウォズニアッキに分があることが分かりますが、それがこの試合どの程度影響を及ぼすか?
ハレプ側も対策を施しているでしょうし拮抗したゲームになることが予想されますが、オッズ通り確実にハレプ勝利とは言い難いですね。
ハレプの勝率は5割から6割程度と見るのが妥当な予想だと思います。
総括
全豪オープン決勝に進んだハレプ・ウォズニアッキ。共にGS初優勝がかかっており、この一戦に賭ける意気込みは並々ならないものと予想できます。
3時間を超える一戦を制するなど、勢いに乗るハレプがオッズ通りに優勝を果たすのか?
それともウォズニアッキがデータ通りにハレプを押さえつけるのか?
日本時間27日17時30分からのゲームは、テニスファンなら見逃せませんよ。
アイキャッチ画像 出典http://beauty-athlete.blog.so-net.ne.jp
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