
前節fc東京に勝利しリーグ戦3連勝を達成したジュビロ磐田。
名波監督が率いてはや3年ですが、ここにきて急成長を遂げているでしょうか?
順位も7位に浮上し、優勝戦線まで後一歩。
今節勝利で4連勝となれば、4位(acl出場圏内)フィニッシュも現実味を帯びてきます。
対する新潟は、昨節王者鹿島に屈しリーグは4連敗。
中盤戦に入っても復調の糸口を見出せず、最下位から抜け出せません。
7月は心機一転。勝利でスタートしてこれからに弾みをつけたいところです。
jリーグ17節。最下位新潟が、好調ジュビロを迎え入れる一戦。
見逃せないゲームを、ブックメーカーのオッズを交えながら予想していきましょう。
両チームの近況
ジュビロ磐田は昨節勝利で、3連勝を達成。それも、g大阪 浦和 fc東京と強敵ぞろいを撃破しての記録ですから、チームにとって大きな自信となったはずです。
開幕こそつまづきましたが、中盤戦に入って大きく復調。
名波イズムがチームに浸透した結果でしょうか?
苦戦が続いていた川又もここ3試合で3得点とエースの風格を見せ始めています。

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ただ今季の磐田は下位相手に勝ちきれない試合が多いのも事実。
今節は最下位相手とのアウェー戦ですが、確実に勝ち点3を持ち帰ることが出来るのか、注目が集まります。
対する新潟は磐田とは対照的に4連敗中。
ただ、昨節は王者鹿島相手に前半は互角の試合を繰り広げることにも成功しました。
少しずつ上向いているチームですが、果たして今節で泥沼から脱出できるのか?
敵は好調を維持していますが、ホームで易々と勝ち点を奪われるわけにはいかないでしょう。
両クラブのスタッツ 新潟はホームで今季わずか1勝。
現在勝ち点8で最下位に沈むアルビレックス新潟。アドバンテージを得ているはずのホームでさえ1勝6敗という散々たる成績です。
平均失点はわずかに0.7で失点はその3倍近くの2.4.
攻守ともに改善が必要なことは、データを見ても明らかですね。
ただ磐田もアウェー戦では苦戦中。3勝2敗3分けと思うような成績は残せていません。
被ゴールはさすがの0.7(リーグ全体で2番目)ですが、得点は1.3にとどまりそれが結果につながっているでしょうか?
ここ数試合はアウェーで負けがありませんが、ホームに比べるとまだまだ不安定なのも事実。
磐田は今節のようなゲームをしっかり勝ち切ることが上位浮上の鍵となるでしょう。
試合展開
名波監督が指揮をして3年が経過した磐田。就任当初は後手を引く守備も目立ちましたが、今シーズンは対照的に攻撃的な守備で敵をうならせています。
浦和戦でもラインを高く押し上げハイプレス。ボールを奪うとすぐに得点につなげようとする姿勢が勝利につながりました。
やはり中村俊介が横浜から加入したことは大きかったはず。

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彼のパスセンスが攻撃のバリエーションを増やし、カウンターなどは明らかに昨季より鋭さが増しています。
加えて、川又の高さを生かしたポストプレーや、アダイウトンの縦への突破も機能し始め、それが鹿島・G大阪・浦和らを撃破する大金星につながったことは明らかでしょう。
ただそんな磐田を攻略しなければいけないのは、ホーム新潟。
昨節鹿島相手に一定の成果を上げたロングカウンターは試合を通して続けたいところです。
矢野らを中心とした屈強な選手陣にボールを集めれば、磐田の守備陣にとっても厄介となるでしょうか?
ただ攻撃ばかり意識してもいられません。被ゴール数リーグワーストの新潟が気を付けるべきはやはり守備。
特にアダイウトンのオフザボールの動きには細心の注意を払わなければいけないでしょう。
ここをかき乱されてスペースを与えてしまえば、失点のリスクは避けられません。
凌いで凌いで、前半を何とか0で押さえることが出来れば勝利の目も見えてくるはずです。
オッズで試合を予想しよう
それでは注目の一戦を、ブックメーカーのオッズでも確認していきましょう。ブックメーカーウィリアムヒル

ブックメーカーbet365

意外にも拮抗したオッズとなっているでしょうか?
4連敗中の新潟に対し、磐田は3連勝中。データから見ても調子の差は明らかです。
普通に考えると、新潟の勝率は2割にも満たないのが現実でしょう。
ただ新潟は昨節鹿島相手に良い勝負を演じたのも事実。
確実にチーム状態は上向いています。
またいくら最下位といえど今節はホーム戦。こういった所がオッズにも影響を与えていると推察できます。
いずれにせよ磐田は、舐めてかかると足元を救われことになるでしょう。
総括
jリーグも折り返しの17節。今年は上位の勝ち点差が詰まった大混戦で、どのクラブにも優勝の目が残されていると言えます。
また降格争いも熾烈を極めており、例年よりも白熱したリーグ戦となるであろうことは、疑いようもかりません。
注目の試合は7/1日キックオフ。
jリーグはこれからも見逃せません。
アイキャッチ画像 出典 http://blog.livedoor.jp/footcalcio
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